歯周病治療
- 通常の歯ブラシで取り除ける細菌は、全体の60%、歯の表面には数%から数十%の細菌が残ってしまうのが実情です。そこで大切なのは、虫歯や歯周病の自覚症状がなくても、一年に二、三回は歯科医を受診することをお薦めします。歯科医や歯科衛生士などの専門家にお口の状態をチェックしてもらい、専門の器具と技術で徹底的に掃除をしてもらいましょう。毎日掃除機をかけている家でも、盆や暮れなどに大掃除をするのと同じです。歯ブラシが届かず、汚れが残ってしまったところを根こそぎ掃除してもらいましょう。歯周病の予防に早道はありません。日々の食生活において、歯周組織(歯茎)を清潔に保つことが大切です。
歯周病が招く全身の病気
- 歯周病菌が以下のような全身の様々な病気を引き起こす事が指摘されています。
- ・糖尿病
- ・誤嚥性肺炎
- ・細菌性心内膜炎
- ・低体重児出産
- ・慢性腎炎
- ・掌蹠膿疱症
- ・狭心症、心筋梗塞
- ・脳梗塞
- ・食道ガン
- ・免疫・アレルギー疾患
- ・肥満症
- ・ある種の関節リウマチ
- ・ある種のリウマチ性心筋障害
- ・敗血症
- 歯周病が進行すればする程、原因菌や原因菌の出す毒素が血液の中に入り、その血液が体内をめぐることにより、全身の健康に害をもたらすことになります。
-